なんちゃって税理士のブログ

税理士、宅地建物取引士、相続アドバイザー 土屋雅資のブログです。 相続税を中心に、お得な節税情報等を発信していきます。

2016-04-01から1ヶ月間の記事一覧

相続税の具体的計算例

ヤッホー!皆さん、今回からはもう一度相続税に戻って、相続税の計算を復習しましょう! Ⅰ 課税価格の計算 まずは、被相続人の遺産の総額(=課税価格)を計算しましたよね! 相続・遺贈財産を計算します( 土地、家屋、株式、国債、預貯金等) みなし相続財…

贈与税の配偶者控除

ヤッホー!皆さん、お元気ですか?私もブログを最低でも2日1回は書こうと努力しています!このブログが少しでも皆さんのお役にたてれば幸いです。今回は、贈与税の特例制度である「贈与税の配偶者控除」をご説明しますね!配偶者(夫から妻へ)に対して居…

みなし贈与

ヤッホー!今回のテーマは「みなし贈与税」です。最近の相続税の税務調査では、この「みなし贈与」で課税します!と言うのが多くなりました。 ではクイズです、なぜ税務署は「みなし贈与」で課税してくるのか?です。 正解は、税務署側に有利な規定だからで…

贈与税①

ヤッホー!今回のテーマは贈与税です。以前、「相続時精算課税制度」をご説明しましたが、そのベースとなるのが贈与税です。まず、民法の贈与の定義を再確認しましょう!民法549条で「贈与は当事者の一方(贈与者=例えば父ちゃん)が自己の財産を無償(ダダ…

債務控除

ヤッホー!今回は「債務控除」についてご説明しますね!被相続人(夫)が亡くなった場合、相続人(妻、子供)は原則として被相続人の現金、預貯金、不動産や株式といったプラス財産(資産)と、 借入金や未払金といったマイナス財産(債務)を被相続人から引…

贈与税(相続時精算課税制度)

ヤッホー!皆さん、お元気ですか?今回は「相続時精算課税制度」をご説明しますね! 相続時精算課税制度とは60歳以上の親(祖父母もOK)から満20歳以上の子(孫もOK)への贈与について、最高2,500万円まではその時点で贈与税をかけずに相続時点で、ほか…

みなし相続財産②

ヤッホー!前回に引き続き「みなし相続財産」の死亡退職金をご説明しますね! 死亡退職金とは、本来被相続人が退職する時にもらう事のできる金銭等です。この退職金が被相続人の死亡の場合にも死亡退職金としてもらえる場合があり、この死亡退職金もみなし相…

みなし相続財産①

ヤッホー!まずは、相続税の復習をしてみましょう! ①本来の相続財産(現金預金、株式、国債、不動産、美術品等の金銭価値があるもの) ②みなし相続財産(死亡保険金等) ③相続時精算課税財産 ④相続開始前3年以内に受けた贈与財産 ⑤相続債務(借金、葬式費…

相続財産その他

ヤッホー!私は4月7日、8日の2日間、相続の判例研修を受講してきました。セミナー代は2日間で5万円ですが、研修を受けた価値は十分ありました。最近の相続は、長寿の方(例えば享年95歳)の相続ですと、相続人も70歳代で、結構、耳が遠かったり、ボケ気味…

名義預金③

ヤッホー!今回は早速「名義預金」に該当するか否かを税務署(課税庁)と納税者(相続人)で争ったケースをご紹介しますね。では皆さんにクイズ(1)です。次の①~⑦を読んで皆さんは、この6,400万円は誰の財産に該当すると思いますか?①相続(妻)名義の預金…

名義預金②

ヤッホー!昨日の日曜日、オープンカーで東名高速をブッ飛ばしていたら、突然の大雨でずぶ濡れになってしまいました~、アー、カッコ悪い~! 「名義預金」第2回をご説明しますね!「名義預金」に該当するか否かは①財産の資金源は誰か?②生前贈与がされたか…

名義預金①

ヤッホー!誤字脱字が多くてすいません~まあ文章は分かると思いますからご勘弁下さい。今回は①本来の相続財産のうち「修正申告=税務調査で財産計上漏れで税金を追加で払うこと」NO1の「名義預金」についてお話ししますね! 国税庁HPをご覧頂ければ最新(平…

宅地の評価②

ヤーホー!今日から4月、新年度ですね!春になると、オープカーの時期です(花粉も浴びて、目がウサギですが・・・) 前回に続いて、宅地の評価をご説明しますね。前回は、父(被相続人)が残した不動産(宅地・建物)は父所有で、父と母が住んでいた自宅でした…